ゼロから始めるBVE5(12)~停車場構内の配線 2 (片開き以外の分岐器)~

| コメント(0)

今回は線路を敷こうかと思ったのですが、前回の配線図作成において
片開き分岐器以外の分岐器について扱い忘れたのでこれを扱います。
さすがにこれを忘れると配線図すら作れませんね。失礼致しました。

配線が簡素な駅や最近できた駅は片開き分岐器のみで構成されている場合も多いのですが、
簡素な国鉄型配線でも中線がある場合は両開きか振分け分岐器が入っていることも多いので、片開きだけとはいきません。

両開き分岐器は吾妻線で連続してますし、
振分け分岐器は数は少ないものの高崎駅を別とすれば八木原駅の中線に使われています。
画像フォルダを漁ってみたのですが振分け分岐器の丁度いい角度のものがなかったので
代わりの場所を探してみたら常磐線の相馬駅の振分け分岐器の画像が出てきました。
9012a.jpg
一見すると両開き部分岐器ですが55km/h制限の狭軌での両開き分岐器は一般にありませんので
12番の3:2の振分け分岐器と判断できます。
特急停車駅とはいえ、この程度の規模の駅でも使われているのでごく普通に使われていることがお分かり頂けるでしょうか。

今回の題目は片開き以外の分岐器と付けてはいますが、
高崎駅以北でシーサスクロッシング(両渡り)を除いた両開き分岐器か振分け分岐器以外の分岐器は
水上駅南側の内方分岐器と石打駅南方のダイヤモンドクロッシングの計2ヶ所しか確認していませんので
ここでは両開き分岐器か振分け分岐器をメインに扱いますが、若干の差異はあるものの
両開き分岐器=振分け率1:1の振分け分岐器、片開き分岐器=振分け率1:0の振分け分岐器と
捉えても差し支えないかと思いますので深く考える必要はありません。

ただ1点、Bvetsの距離方向の長さが最小1m単位という制限の元、
片開き分岐器は番数そのままで複線間隔3.8mの片渡り線が組めるように半径や曲線長を求めたのですが、
両開き分岐器や振分け分岐器では複線間隔3.8mに縛られるシーンも少ないのでこの制限を外し、
距離方向の長さが最小1m単位かつ番数そのままの2条件のみで半径や曲線長を求めました。

9012b.jpg
(クリックで拡大・pdf・軌間1067mmの場合)


さて、一般の分岐器は何対何の振分け分岐器か、もしくは両開き分岐器なのか、といったことは書かれていないのが普通ですから、これらがどれに該当するのか判断しないといけません。
中にはご丁寧に7:3と振分け率を書いていてくれるところもありましたが、このような例はあまりないです。
9012c.jpg

一番簡単に見分けられるのが制限速度で、軌間1067mmで簡易線区以外では次のようになっています。
9012d.gif
(参考:『線路―軌道の設計・管理: 宮本俊光, 渡辺偕年』216~217頁)
(片開き分岐器の*:設備や列車により異なる)

番数に関してはクロッシングに書いてあるものもあります。
9012f.jpg
この場合は50Nレール用の8番ということですね。

一方でこの表示がないものもありますが、これはクロッシングが載る枕木の数=犬釘の数を数えれば分かります。
9012e.jpg
40レール、50Nレールでは8番が7本、10番が8本、12番が9本、
60レールでは8番が8本、10番が9本、12番が10本です。
(参考:『分岐器ハンドブック』 社団法人 日本鉄道施設協会)

以上のことを元にして配線図を作っていきます。
また次回以降はこの規格を基にした分岐器の設置をしていきます。

なお内方分岐器と外方分岐器は詳細図面がないので把握しきれていないこともあるので、
詳細が分かり次第、書いていこうかと考えています。

コメントする

カテゴリ

  • 公開•更新
  • 製作中
  • 取材
  • 雑記
  • BVE5 (14)

アーカイブ

Twitter

連絡先

  • E-mail

    • 迷惑メール振分け防止のため、件名に「BVE」を入れてください