ゼロから始めるBVE5(10)~3次放物線⇔サイン半波長曲線~

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番号が飛びます(この前に他線がS字の場合の他線設定をやりたかったのですが、計算が複雑なので行き詰っています)。
緩和曲線は在来線では主に3次放物線緩和曲線が、新幹線ではサイン半波長逓減緩和曲線が使われていますが、
BVE5はサイン半波長逓減緩和曲線のみに対応しているので、在来線の曲線標の値を入れると線形が異なってしまいます。

以前の記事のコメント欄にも書きましたが、3次放物線緩和曲線とサイン半波長逓減緩和曲線は
円曲線の大部分と、円曲線に接続する直線の位置を変更せずに互いに付け替えることができます。

細かい計算式はデータを打ち込む時には要らないはずですので、ここでは省略します。
詳細が気になる方は『線路―軌道の設計・管理: 宮本俊光, 渡辺偕年』349~351頁をご覧ください。
この記事も該当箇所を参考に書いています。(少なくとも20都道府県での所蔵を確認しています)

該当箇所をまとめると円曲線と直線の位置関係が同じ場合、
サイン半波長逓減緩和曲線長は3次放物線緩和曲線長の1.326522倍の長さになり、位置関係は下図のようになります。
9010a.gif

ゼロから始めるBVE5(4)~曲線勾配の設定 1~ で出てきた曲線を例にして
3次放物線緩和曲線からサイン半波長逓減緩和曲線に変換すると以下のようになります。

距離  (曲線)       距離  (曲線)
90195 緩和曲線開始     90183 緩和曲線開始
90270 円曲線開始   →  90282 円曲線開始
90334 円曲線終了      90322 円曲線終了
90409 緩和曲線終了     90421 緩和曲線終了

これで円曲線と直線の位置関係をより実際の位置関係に近づけることができます。

なおサイン半波長逓減緩和曲線に変換せずに3次放物線緩和曲線の曲率半径を1m毎に設定するのも当然アリかと思います。
計算は複雑ですけど。

※CCL<20m、及び全緩和曲線(CCL=0)は在来線でもサイン半波長逓減緩和曲線で敷設してある模様です

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