Bve trainsim 5.3の曲線補間を検証してみる(簡易版)

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他軌道の曲線補間機能の付いたBve trainsim 5.3がリリースされましたので、曲線補間機能を検証してみました。

(1)自線直進・他線分岐
追加された構文を見る限りでは緩和曲線には非対応なようなので、R=400の円曲線が分岐する場合で検証。
自線上での距離200mを隔てた他線2点のx座標は3.8及び57.34に設定。
 円曲線の式:(x-403.8)^2+z^2=R^2 (原点は自線上で他線の円曲線開始距離)
9009a.jpg
これはきれいですね。
停車場内など僅かな緩和曲線を無視しても大差ない箇所では使えそうです。

(2)自線分岐・他線直進
こちらも(1)同様に緩和曲線なしでR=400の円曲線で分岐する場合で検証。
自線上での距離200mを隔てた他線2点のx座標は3.8及び60.13に設定。
 60.13はL=Rθよりθを求め、計算した結果。radiusHは他線直線なので0に設定。
9009b.jpg
あらら......
線形補間されてしまいました。

それじゃあ......、と画像を見るとradiusHの値が400ならいけそうなので試行。
9009c.jpg
良くはなったけど、まだ曲がっているので微調整。
radiusH=380を入れてみると
9009d.jpg
S字になっってしまいました。
よって自線分岐・他線直進の条件では曲線補間機能は使えないようです。

一応実物のS字カーブを再現する場合を見てみます。

(3)自線S字曲線・他線直線
自線の緩和曲線部分の他線は手入力なので、円曲線の部分のみradiusH設定。
9009e.jpg
円曲線の距離が短いからなのか、特に問題はない模様。

(4)自線直線・他線S字曲線
9009f.jpg
詳細未計算。緩和曲線を考えなければ使えそう。


まとめ

曲線補間機能が使える場合は以下のとおり

(1)緩和曲線を考慮しない場合(緩和曲線は要手計算)
(2)自線が直線の場合
(3)自線が曲線の場合で.Position構文の間隔が短い場合


結局のところ円曲線前後の緩和曲線は計算しないとどうにもならないので、
円曲線区間の.Position構文が減らせるくらいの利点しかないのかなー、というのが率直な感想です。

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2013.12.4追記
radiusHの設定について、Caminoさんより分かりやすい計算法が解説されているので是非ご覧ください。

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